初期配置を改造してソフトに戦わせてみた結果part2【AI将棋研究#4】

さて、初期位置をイジってソフトに戦わせてみるコーナーです。

前回は、チェスっぽい配置でやってみましたがあんまりおもしろくなかったので、今回は結構工夫しましたよ。

いやぁ、大変でした。

千日手になったり、即詰みがあったりと、良い勝負になかなかならなかったので。

そして、試行錯誤の末、こんな形になりました。。

ポイントは、桂馬と香車をすぐに使えないように端に封印しているのと、先手の角を浮き駒にしているところです。

これくらいしないと、ほぼほぼ先手必勝になってしまうんですね。笑

そんな感じで、初手からの棋譜の方をご紹介します。

名付けてサドンデス将棋

ElmoVSElmoということでしたが、200手ほどの熱戦となりました。

手数が長いので、申し訳ありませんがここからはダイジェスト風に局面をピックアップしていきます。

さて、、本局は初手が非常に注目されるところでしたが、なかなか深い一手が出ましたね。

▲7八角!

▲8八歩や▲3六銀ではダメだったのか疑問なところですが、指されてみるとこれが最善手のような気がします。

さすがの一言でした。。

そして数手は駒組、というより玉の避難をする手が続き、19手目。

…▲2八歩!!w

他に有効な手がなかったということなのか、歩を使わないことにはどうしようもないということなのか、よくわかりません。

まだ▲8七角とかして攻めを見せたほうが良かったように思えるのですが、、

しかし、正直なところ常識から外れすぎててどの手が良いのかさっぱりですね。

そして、大分駒が交換されて、もう終盤戦かといった局面で出た56手目。

△1一玉!!w

これ、、銀取り放置して潜ってますからね。相当凄い手ですよ。

いやぁ、、しかし、、この将棋でも穴熊なんですか、

やっぱり囲いは穴熊なんですね、勉強になります、、

数手進んだ局面。

後手、底歩穴熊という新たな囲いを発明

しかし、この局面では後手の駒損が厳しく、先手が有利ですね。

さらに進んで90手目に出た△4六銀が良い手でした。

竜も馬も効いているタダのところに銀を捨てて、飛角両取りということですね。

後手の駒損が拡大していますが、玉の堅さでは後手が勝る。

意外に良い勝負をしていますね。

そして、120手目の△6五角も凄い手でした。

角を捨てた手ですが、▲同玉に△6四飛▲5五玉に△6六銀で、角を取り返せるということですね。

これで、急所にあると金のヒモを消して詰めろを逃れることができました。

これは、人間ではなかなか指せませんよ、、

163手目まで進んだ局面。

後手はあともう少しのところまで先手玉を追い詰めましたが、あと一枚足りませんでしたね。

これで、先手の勝勢となり、以下は自然に指して先手の勝ちとなりました。

本局の解析結果

形勢グラフはこのようになりました。

初手で少しハンデを与えたつもりだったのですが、それでも先手がずっと優勢を維持したまま最後までいった感じです。

いやーしかし、ソフト同士の対局って、逆転がまず起こらないですよね。

筆者が指そうものなら、マイナス1000点からでも逆転されそうなもなんですが、、それだけ読みが深いということなのでしょう。

今回はネタ対局ということだったのですが、やはりレベルが高いだけあって勉強になる手は沢山出てきました。

実戦で指せるかは別ですが、感心させられてばかりです。

そんなところで、初期配置改造コーナーは個人的に面白いので継続して更新したいと考えています。

次回作にご期待ください。笑

それでは、また次の棋譜でお会いしましょう。

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